
レーシックを気にする男性が増加
情報の異化作用が新しい発想を生む電通も博報堂も毎年、時代のトレントなるものを発表していたが、それほどめまぐるしくトレントが変わるはずがない。
10年前のトレント予測をいまにあてはめて見ても、半分は当たっているし、半分は違っている。
かなりご都合主義であり、実際は変わらないことの方がずっと多いことに着目する方が確かである。
だから、逆に電通の目の届かぬ裏道を行けばいい。
10年前の電通や博報堂のトレント分析を見て、変わらないものを調べた方が確実に当たる。
そういう発想力を入れて着実に商品化している経営者を、私は知っている。
そのためにも多様な人間の発想をとり入れることが必要である。
人は同じ人間と話すことで安心できる。
座り心地がよい。
それを取りはらわねばならない。
私は、中年の人にタウンウォッチングを勧めている。
仲間と馴染みの飲み屋に行くのではなく、街を歩く。
それも若い人のよく集まる街を歩くとひどく疲れる。
というのは、異質の情報に出会うからだ。
これが発想の原点である。
飲み屋の情報は安心するための情報であり、悪くいえば、談合情報だ。
なぐさめ合いであり、秘密の情報交換であり、ストレス解消である。
それも大事だが、新しい発想のヒントにはなりにくい。
変化の時代にはとにかく歩くことを勧める。
海外旅行でも、渋谷の街を歩くのも、東京ディズニーランドでもいいだろう。
あるいは拠れた田舎街もおもしろい。
幕末の志士たちはものすごく歩いたものだ。
現在は、情報が巷にあふれ、まったく出歩かなくても何でも知った気になってしまう。
しかし、実際に歩いてみないと衝撃度はわからない。
私も最近は忙しいから講演を頼まれても地方へは余りでかけないが、初めての土地には喜んで行くようにしている。
ホテルのロビーで、お茶を飲みながら、ボンヤリしているだけでも、じつにいろいろなことがわかる。
その土地、風土の顔がある。
人の行き来を見ていれば、そこから得られるヒラメキが必ずある。
それこそが自分のオリジナルな発想なのである。
超多忙な人でも、対談だけは大事にしている人がいるという。
それは、人と人とのつながりもあるが、刺激的な相手と話してるうちに新しい発想がどんどんわき出てくるからだ。
情報の異化作用が、新しい発想を生む。
違うものと出会わなければ新しい発想は生まれない。
旅は最高の自己啓発法変化の時代には日本中を歩き回るのがマーケティングのコツである。
これは私の自己啓発の手段でもある。
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